心は天国を作り出すことも地獄を作り出すこともできる
昔っからメイクしたりヘアセットしたりするのが大好きで
今日はシャドー何色にしようかな♪
猫目タレ目どっちにしようかな♪
つけま何にしようかな♪
何ミリで巻こうかな♪
何着て行こうかな♪
10代の頃は遊びに行く前はいつも2.3時間くらい鏡とにらめっこしてた。
親には、勉強もそのくらいしたら天才になれるよ!笑
ってよく言われてた。
レーザーに失敗してから、
鏡が大っ嫌いになった。
嫌いというか怖かった。
鏡の中の自分は醜くて、汚くて、見るたび絶望で泣きたくなった。
周りの皆が羨ましかった。
誰かと比べては落ち込んだ。
遊びに行く直前になって、用意したもののやっぱり行きたくないって思うことは多々あった。
遊びたいのに、行きたいのに、人前にでるのが怖かった。
昔っから仲の良い友達にも、家族にだって見られたくなかった。
楽しかったメイクが全然楽しくない。
ヘアセットなんてどうでもいい。
美容室も行きたくない。
服だって…こんな火傷みたいな肌でお洒落してなにか意味あるの?
なるべく鏡を見たくなかった。
明るい場所を避けるようになった。
夜がすごく落ち着く。
朝が来るのが怖かった。
家の中のカーテンなんて絶対に開けられない
光が怖い..
外が怖い….
友達や家族からしたら、そうだったの!?って多分びっくりすると思う。
なるべく態度に出さないようにしてたから。
何でかな?何でも話せる親友にも言えなかった。
こんなにも悩んでるんだってことを絶対に知られたくなかった。
だから多分普通に見えてたと思う。
いや、もしかして感の鋭い友達は気づいてたかもしれない。
だけど何も言ってこなかった。
優しさだと思う。
ピークに辛かった時は皆にあまり連絡を返さなくなった。
何度理由をつけて誘いを断っただろう・・
本当はすごく行きたい。
めちゃくちゃ遊びたい。
だけどそれ以上に怖かった。
心の中じゃいつも
火傷跡さえなかったたら・・
って取り憑かれたように考えてた。
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