祖父の死3
おじいちゃんが亡くなった。
この一件で、尊敬するし見習いたいと改めて思ったのはおばあちゃんで。
「おじいちゃん今日もいい顔してるね~」
「素敵だよ~格好いいよ~」
「おじいちゃんに会えることが毎日の楽しみだよ~」
「きっとよくなるからね~」
「みんなおじいちゃんが大好きだよ~」
死にかけたあの日から1年と1ヶ月。
毎日聞くこの言葉に今まで生かされたんだと思ってる。
起き上がれなくても喋れなくても、意識はあるのかすらよく分からなくても、
ずっとこのままでもいいから生きててほしいっておばぁちゃん言ってたなぁ。
ただ生きててくれるだけでいいんだって。
60年間も一緒に過ごすとどんな関係になるんだろうか・・
どんな感情が生まれるんだろう。
未知すぎて想像もつかないけど
私も60年後、こう言ってもらえるように生きていきたい。