祖父の死
もう高齢の祖父と祖母
いつからか、死を意識するようになった。
1年間で会えるのが3回だとしたら、あと何回会えるんだろう..
地元に帰れば必ず顔を見せて一緒にご飯に行く。
誕生日には毎年プレゼントを贈った。
「私はもう大丈夫だよ!お客様もいっぱい来てくれるし、仕事が楽しいんだ~」
「弟も元気になったよ~。目つきが優しくなって、しょっちゅう友達と遊んでるよ」
いつも心配してくれてるおじいちゃんを少しでも安心させてあげられるように、なるべく言葉にして伝えた。
たくさん心配かけたけど、大人になってから私なりにできることはしてきたつもり。
だから、後悔することは何もない。
だけど、寂しさが薄れることはない・・
1年前に倒れて病院で寝たきりになったおじいちゃん。
覚悟はしてた。
いつ訪れてもおかしくはないその日。
お客様の予定がたくさん詰まっている時かもしれない、海外に行っている時かもしれない。
お通夜とかお葬式とか、まぁ最悪でられなくてもいいと思ってた
死んでから会いに行くことはそんなに重要なことじゃないと思うから
生きている間にどれだけのことをしてあげられたかが全て
恩を全て返せるほどのことができたとは思わないけど、悔いはない
今後私が笑って幸せな人生を送っていくことが一番の供養になることは間違いない
安心して見ててね!
27年間、愛してくれてありがとう。