祖父の死2
人はいつか死ぬ。
分かってたのに意識してたのに
帰ってももういないの..?
「えりちゃんよくきたね」
「そこにチョコレートあるから」
「今晩ご飯でも行こうかい」
もう話しかけてくれないんだ..
いつもいるそこに姿はない。
生まれた瞬間から刻々と死に向かっていて、みんないつか必ず死ぬ
当たり前のことなのに、死ぬってなんで悲しいのかなぁ
もう二度と会えない話せない
当たり前に居た存在が視界から消える。
だからかな、、?
小さい頃から近くにいてくれた、ここまで身近な人の死は初めての経験で。
でも、よく聞く『心の中にずっといる』っていうのはこういうことなんだろうなって
初めて分かった気がした。
姿形は見えなくても、夢で会いにきてくれたり。
こんなとききっとこうしてくれるだろう
こう返答してくれるだろう
それが分かる。
88歳、きっと幸せな人生だったよね。